好きなドラマーの話 ~Jimmy Chamberlin~

私が洋楽を聞き出したのが高校一年のとき。
当時テレビ神奈川(TVK)では洋楽だったり、国内外の結構狭~い所を突いたりする素敵な番組「ビデオ星人」っていう30分番組がやってたんですね。
新譜が出る時は勿論、来日する際にだったりとか、そういうタイミングのアーティストのMVだったりを流す番組だったわけで、当時音楽、特に洋楽の情報って雑誌とかでしか入ってこなかったので、こういう番組は凄くありがたかったです。
で、ある時ふとその番組を見ていると、「The Smashing Pumpkins特集」ということで、MVが30分流れてたわけなんですが、「おお、これはカッコイイ!」となりまして。
具体的に何がカッコイイのかはよくわからないんですが、とにかく「カッコイイな」と。
で、CDショップに行くと「スマパン解散・ラストアルバム」ってポスターがあって。
その時は「は~、解散するんだ」くらいにしか思わず、その時の新譜「Machina/The Machines of God」を買うわけです。
ちなみにこれが初洋楽CD。いろんなめぐり合わせがあるもんだ。
家に帰ってCDをセットして1曲目「The Everlasting Gaze」のイントロのギターが鳴った瞬間「おお、これは凄いわ!」となってしまって、かなり感動したのを覚えています。
当時バンドはまだやってなかったのですが、自宅にはドラムがあり、練習できる環境だったんですが、このスマパンのドラマー、ジミー・チェンバレンは未だに憧れのドラマーの一人です。
ちなみにこんな感じ
Jimmy Chamberlin – Not From Here Drums
こう、エフェクティブに絡んでくるハイハットの使い方だったり、スネアのロールの仕方なんかはこの人の十八番みたいな感じですね。
タムの並び方なんかも、3タムの真ん中に小さいのを置いてるっていうのもなんだかこだわりが感じられます。
で、スマパンの過去作を聞いていくと、「あ~、ジミーのドラム凄いなぁ」って思わされるばかり。静かな曲から激しい曲までどんなナンバーでも対応できてしまう柔軟さが素晴らしい。
個人的には「Siamese Dream」収録の「Geek U.S.A.(邦題:奇人U.S.A.)」のドラムの凄さに圧倒されました。
The Smashing Pumpkins – Siamese Dream – Geek U.S.A.
こう、生音がバシバシ迫ってくる感じですかね。
中間の静かなパートでも細かなリズムワークをしていたりして、聴き応えバッチリな曲です。
ただライブではどの曲も物凄いテンポになってしまうのもジミーの特徴というか・・・w
ミドルテンポの曲が普通にメタルっぽくなってることもしばしば。もともと速い曲もさらに速くなります。
ただそれに合わせてくるメンバーも凄いですけどね。
ということで、そんな好きなドラマーのお話。
ちなみに好きなドラマーはまだまだたくさんいます。また書くタイミングがあれば書きたいなと思います。
—————追記—————–
これを書いてから「あれ、スマパン特集してたの『ミュートマジャパン』だったかもしれない」とか思いつつ、「でもどっちも観てたからわからん」っていうところです。
どちらにせよ、素晴らしい出会いをさせてくれたTVKに感謝。「ビデオ星人」はまたやってくれ!!

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