私って機材にあんまりお金をかけないことで(ひっそりと)有名なんですが、先日開かれたネット上の即売会「APOLLO」にて様々な作品を試聴させていただいた際に「あれ、俺の曲って音圧無いな・・・」って思ってしまって。
今までマスタリングって重要なんだけどそこまでこだわってなかったというか、「とりあえず音上がればいいだろ」くらいの勢いでいました。
使ってた機材も「George Yohng’s W1 Limiter」っていうフリーソフト。WAVESのL1のような感じ(というかだいたい同じ)なのですが、正直もうワンランク上の機材がほしいなと。
で、良くしていただいてる皆さんから色々お話を伺って、ついでにお財布とも相談して、IK Multimediaの「T-RackS CS Classic」というソフトに行き着きました。
IK Multimedia / T-RackS CS Classic
これはまぁバンドルですね。「コンプ」「EQ」「クリッパー」「マルチバンドリミッター」の4つのソフトが入っているものです。
コレが今セールで60$。お値段的にもお得ですし、なによりバラで買うと倍以上になるので、「じゃあバンドル買っちゃいましょう」と。遅まきながら自分なりのブラックフライデーです。
とりあえずということでマルチバンドリミッターを試したんですが、まぁデフォルトはあんまり使えないですねw
これでも一応DTMerの端くれですから、見た感じでそこそこは弄れます。
色々と設定して、いざ楽曲に挿入してみると・・・
ヤバイ・・・
Tomokiさんビックリです。ここまで変わるのかと!
試しに過去のいろんな楽曲を詰めてみたんですが、どれも「お前らこんなポテンシャル持ってたんか!!」と驚く次第。リマスタリングでアルバム作れるぞっていうくらいの。
ただ同時に、いままでこの最終段階をかなり蔑ろにしていたことに気づき、かなりドーンと沈み込みました。
しかしながら、これからの作品にはもう欠かせないやつになってしまったことは疑いようのない事実。
過去の作品はその時の記録ということで大事にしたいと思いますが、これからはもっと目指す音を大事にやっていきたいなって思いました次第です。
というか今更マスタリング機材買って「うわー」っていうレベルかい!っていうのは言わないであげてね