活動13年目突入

そういえば先月、私は活動13年目に突入しました。
無駄にキャリアだけは長い・・・ しかし技術がついてきてないわけですが・・・
私が「同人音楽」と出会ったのは、学生時代にたまたま立ち寄った同人ショップでたまたま試聴機にあったLost In The Darkness姫川紫音さんの1stアルバムを聞いて衝撃を受けまして。
そこから当時爆裂系アレンジをされていた方々の楽曲をたくさん聞いていくうちに「自分もやってみようかな」と思ったのが楽曲を作り始める切っ掛けみたいな感じでした。
正直今まで続くとは自分でも思わなかったです。
先日、密かに目標にしていたCROW’SCLAW鷹さんがサークル活動の終了を告げられました。
鷹さんといえば重低音生ギターの第一人者という感じでした。HR/HMイベント「撃墜王決定戦」の主催でもあり、たくさんのリスナーさんに感動を与え、我々のような作り手の目標になっているような方でした。
(鷹さんは音楽制作活動は継続されるそうです)
やはり年月の流れといいますか、この十数年で引退された方もたくさんおられます。
私も実際のところ「同人音楽」というフィールドではきちんと活動できてるかわかりません。
最近はアレンジも専らイベントかコンピなどで出すくらいで、「同人音楽作家」というよりは「同人音楽もやってるインディーズ」みたいな感じです。
ただそれでもやれる環境、続けられる場所、そして創作意欲が続く限りは頑張ろうと思ってます。
正直「これはやりきった」という作品を作れたことってほぼありません。
その時は全力を尽くしていますが、あとで聞いてみると「ここはこうできたな」みたいな、そういった気持が絶対に出てきます。
でもこれはいい傾向というか、ちゃんと自分も階段を登れてるんだなという気持ちです。
イングヴェイ・マルムスティーンが以前語っていた言葉で、「最新作が最高傑作だ」というものがあります。
それはサウンドもプロダクションもテクニックも年を経るごとに良くなっているんだという意味から出た言葉です(周りからの意見は置いといて・・・)。
自分もそうありたい気持ちですね。自分自身、もっと進化・深化していきたいです。
と、長々色々語ってしまいましたが、私は引退する気持ちはさらさらありません。
むしろ数年前にやっとスタートラインに立ったような感じですからね、これからもガッツリ頑張りますよ!
創作意欲もここ数年右肩上がりですし(クオリティーは置いといて・・・)、やりたいことはたくさんあります。
ただまぁ時間がないですね。もっと時間がほしいです。
というわけで13年目、この一年もガンガン攻めていきますので、よろしくお願いします!

POD XT テスト

ということで、先日ゲットしたPOD XTをマニュアルを見ながら音作り。
V-AMPと違うのはマイクの設定ルームアンビエンスを設定できる点。
これがまたサウンドに大きな差を生み出しますね。
うまく設定すればキャビが鳴ってるような、そんな感じにも持っていけそうです。
で、今回は個人的に基礎となるディストーション系の音を一個作りました。
「これを使っておけばとりあえず大丈夫」という音色ですかね。
podxttest.mp3
一応バッキングにループを入れてますが、こんな感じで。ベースは入ってません。
うん、何か凄く芯がある感じの音になった。
シミュレーターですが、V-AMPよりアンプっぽい感じもしますね。
なかなかに満足です。
尚、4月に行われるM3での新譜にはこの音は収録されませんのであしからず(実はもう楽曲はあらかた出来てるという)。
あとはクリーンとクランチを作りたいかなと。
アコースティックシミュも試してみたいし、色々やってみたいですね。

LINE 6 POD XT を今更ながらゲット

私はギターはラインで録ってます。
本当はアンプを鳴らしたいですけどね、家庭環境というか住宅環境というか、色々な問題でライン録音がメインになってます。
で、今まではBEHRINGER V-AMPシリーズを使ってまして、それはそれで凄く良かったんですよ。
操作のしやすさだったり、音の幅の広さだったり、なにより値段がとてもお手頃。
ただ、最近までV-AMP 3を使ってたわけなんですが、なんだか「歪みの限界」にぶち当たりまして。
何回も音作りはするんですが、作ったあとに「う~ん」っていう感じになったりとか。
前回の「Like a MEGA-TEN」もこれで頑張って音を作ってみてたんですが、「こんなものか」っていう感じになってしまって。
で、「V-AMPでダメならPODしかないか」っていう結構単純な理由からPOD XTを入手したりしました。
POD XTは発売からもう10年以上経ってる機種です。PODだと第2世代とかに当たるのかな?現在はHDといった第4世代が主流ですね。
ただこのPOD XT、何気に人気が高いんですね。
もうほぼ中古でしか出回ってないわけなんですが、私が探し出したときに運良く出品してるお店がありまして、即ゲットさせていただきました。
とりあえずプリセットで遊んでみたんですが・・・
歪みまくりで凄まじい・・・
実は「ライン録音がメイン」といいつつ、LINE 6 SPIDER Ⅳを持ってたりするんですが、やはりLINE 6の歪みは凄いと感じますね。
LINE 6は歪みのチャンネルに「Insein」という独特のものがあるんですが、とんでもない歪みを聞かせてくれます。
・・・でも流石に歪み過ぎなので使わないんですがw
またPOD XTからアコースティックギターのシミュレートが入ったのはうれしいですね。
本物にはそりゃあ敵いませんが、ちょっとしたスパイスとして使えるんじゃないかなと。
なによりアコギの録音って凄くシビアなので、こういう風にモデリングしてくれるととてもありがたいです。
(ちなみにHDからはこのアコギのシミュレーターは消えてしまったと聞いていました)
まだ音作り途中ですが、それなりの音が作れたらテストがてらに何か録ってみたいなと思ってます。