Brunhildのお話②


M3-2013秋にて頒布いたしました、Brunhildデビュー作「Brunhild」。
前回からライナー的なことを書かせていただいておりますが、今回は収録曲についてお話しさせていただこうと思います。
手にしていただいた方は聞きながら読んでいただけるとより楽しいかなと思います。
それでは収録曲順に。
01. Valkyrie’s Script
ともてぃさん作曲のメロディアスな疾走ナンバーですね。シンフォデスのような荘厳さがあります。さすがともてぃさんだぜっていうような曲ですね。
歌詞のクレジットは私になっていますが、ともてぃさんから「こういう歌詞を書いてくれ」というメモが曲と一緒に届けられ、私はそれを読みつつ、歌詞に当てはめていったという形でございました。
なので、実は半分以上ともてぃさんの歌詞という感じでございます。
楽曲は個人的にはBメロがものすごくかっこいいので、ここを生かしたいなという思いがありました。
リズムの方に合わせて言葉を当てて言った感じですね。
サビも勢いを殺さないような言葉選びをするのに苦労しました。
大サビは個人的にも「やった!」って感じの出来ですね。
声としては、ボーカル曲の中では最後に録ったということもあり、喉も幾分出来上がっていたので調子は良かったです。
いい感じのボーカルになったかなと思っています。
02. Black or White
ブリュンヒルデがメロデス体制になって作った最初の曲ですね。
イントロ~Aメロまではスラッシーに、Bメロからドラムのリズムを変えて感覚的に速度を落としていって、サビで爽やかに昇華したいという流れを作りたかったので、それ通りになったかなと思います。
中期のIN FLAMESのような、デスなんだけど明るくキャッチーで爽やかなサビというものを目指しました。
歌詞はデスな割に結構前向きなことを歌っています。
「希望を模索すること自体が希望なんだ、だから誰もが皆希望を持ってるんだよ」というような、そんなメッセージのある歌詞になっています。
歌詞のI(私)を自分に置き換えていただけるといいのではないかなと思います。
あとはもうともてぃさんにたくさんギターを弾いてもらいたいなということで、メロディアスなギターが随所にちりばめられていますね。
18小節もソロを弾いてくれたので、ギターの聴きごたえも充分です。
03. Lost Distance
90年代後半の、ARCH ENEMYやIN FLAMESのような、オールドスタイルなメロデスがやってみたくて作りました。
ポイントはイントロやサビのオルガンですかね。自分は滅多にオルガンを使わないのですが、この曲ではオルガンがはまりました。
「あれ、確かともてぃさん、いい感じのオルガン音源持ってたよなぁ・・・」みたいに思ったりしてw
歌詞は失恋について。
遠距離になり成就しなかった恋について歌っています。
・・・どこかで聞いたような話ですね。
この曲はギターソロが二か所ありますね。やっぱりたくさん弾いて欲しいという思いから、ソロの箇所を増やしました。
ギターソロ~サビ~アウトロのギターソロという流れがこの曲の一番の聴きどころかなと思います。ラストは感情を爆発させたように2バス連打ですしね。
04. Brunhild(Inst)
まだインストユニットだった頃の楽曲です。
叩き台は私が作ったのですが、ともてぃさんがアレンジを施してくれました。
個人的にはマシーナリーというか、機械っぽい無機質な雰囲気がいいかなと思って作ったのですが、アレンジによってメロディアスさが増しましたね。
今後もこういった歌モノ+インストといったスタイルでやっていくかなと思います。
と、収録曲の個人的なライナーでした。
ともてぃさんも書かれるのかな?書きましょうよ
さて、Brunhildは今後イベントでの頒布となります。
当選すれば冬コミですかね。今回手にできなかった方はそちらをお待ちいただけたらと思います。
私は次回作に向けて曲を作っていかねばというところですね。
次のBrunhildもお楽しみに!
それでは

M3お疲れ様でした&Brunhildのお話①

遅くなりましたが、M3-2013秋お疲れ様でした!
私は別件で地元のお祭りに参加ということでM3には参加できず仕舞いだったわけですが、ともてぃさんのスペースにて新譜「Brunhild」を頒布することができました。
多くの方に手に取っていただき、感謝感激でございます。

その「Brunhild」について、今回と次回の二回に分けてライナーノーツ的なことを長々と書かせていただこうと思っています。
今回は「Brunhildの結成からイベントデビューまで」を書かせていただこうと思います。
どうぞお付き合いくださいませ。
・「Brunhild」というユニット
そもそもはM3-2013春が終わった後、チャットでともてぃさんとお話していた時に端を発します。
ともてぃさんから「インストでプログレがやりたい」と話がありました。
「私も関わりたいなぁ」と思いつつ、「でもプログレって普段聞かないしなぁ」とも思いつつ、いろいろ考えた結果、「私ベースやります」と言った(言ってしまった)わけなんですね。
そう、実はBrunhildは「インストユニット」として生まれたんですね。
ユニット名の「ブリュンヒルデ」は北欧神話に登場するワルキューレ(ヴァルキリー)の一人です。
(詳しくはwikiを読んでみてください)
そこから曲作りを開始するのですが、私はプログレは初心者。
「変拍子が入ってればプログレなのかな?」みたいな、曖昧な知識しかありませんでした。
曲を作ってはともてぃさんに聞いてもらって、「ここはもっとこうしよう」といったアドバイスをいただきつつ、自分流のプログレを展開しておりました。
そんな中で夏を迎えます。確か夏の祭典の打ち上げの席上でした。
「Brunhildどうしようか?」といった話し合いがともてぃさんと私との間で行われました。
「曲作りが云々」とか、「歌モノがいいのかなぁ」とか、様々な話が展開されました。
で、どういう流れだったかは忘れましたが、私から「メロデスやりません?」と持ちかけてみたところ、ともてぃさんが快諾をしてくれました。
ここで正式に「Brunhildがメロデスユニットとして活動していくこと」が決まったわけでございます。
メロデスは以前どっぷりと聞き込んだ覚えがありますし、今でも大好きなジャンルです。
翌日から曲作りを展開いたしました。
デモを作ってともてぃさんに送り、歌詞を書いて、歌ってみて、手直しして。
そんな感じで順調に作業が進み、晴れてM3-2013秋にてBrunhildはイベントデビューと相成ったわけでございます。
次回はそんなBrunhildのデビュー盤の収録曲についてお話しさせていただこうかと思います。
次も長くなりそうですが、お付き合いいただけたら嬉しいですよ。
それではです。

Brunhild 始動


Sound Factory Carolinaのともてぃさんとのユニット「Brunhild」が始動です。
M3-2013秋にて頒布する「Brunhild」、情報公開です。
今回はメロデスを存分に味わっていただこうと、夏あたりから楽曲製作を始動しました。
私は歌・作詞・作曲で参加させていただきました。
M3-2013秋 K21-aにて頒布いたします。
是非是非手にとっていただけたらと思います。
新譜からリードトラックの視聴もできます。
こちらもあわせてご覧いただけますと幸いです。
【メロデス】Valkyrie’s Script【オリジナル】
是非是非よろしくお願いいたします。

Paradigm Shift

Paradigm Shift
先週水曜ですか、仕事を終えて速攻CDショップに向かいまして、このKoRnの新譜を手に取ったわけでございますよ。
思い返せば夏前ですか。「KoRnにあのヘッドが戻ってきた」と、しかもそのアルバムが今年出るぞとアナウンスがあったのは。
「いつ出るんだろう?楽曲はどんな感じかなぁ?初回版とかあったりしちゃう感じ?」と色々考えてるうちに、先行曲として「Never Never」のPVがアップされました。
「あれ・・・ヘッド帰ってきたのに、前作路線・・・?え・・・?」というのが第一印象。
ギターはそんなに前に出てないし、中盤で思いっきりダブステップになるし・・・。
ヘッドというと、ソロや個人のバンドLove & Deathでも硬派なヘヴィロックを奏でていて、その要素をそのままKoRnに持ってきてくれると思ってたのに・・・なんだか肩透かしを食らった感じ。
でもアルバムはファンとして買おう、そんな気分でございました。
と、そんなに期待していないで聴き始めた分、最初の衝撃はすごかった。
単純に「おお、ヘッドのいるKoRnだ」って思った。
特に頭三曲は素晴らしい。ボートラもすごくカッコイイ(本当にボートラにしとくのが勿体無いくらいカッコイイ)。
懸念してた「Never Never」も、アルバムにしっかり溶け込んでて、印象が変わった感じ。
オールドなKoRnと、現在のKoRnが入り混じった、そんなアルバムであるように感じます。
やっぱりKoRnは5人ですよ。で、ギターはヘッドとマンキー。やっぱりこの二人じゃないと。
あとは願わくばデイビット、俺は貴方のドラムに憧れてたんです、帰ってきてくれんかな~。
レイのドラムは凄まじいけど、でもやっぱり個人的にはデイビッドのドラムが好きだぞー。
でもともかく、今後のKoRnも楽しみだ~。