小型二輪取得まで その7

さて、卒検を落ちつつもなんとか対処法がわかったので、補習で実践、そして再試験に向けて頑張ります。
・補習
卒検で落ちた場合は最低一時間の補修を受けなければなりません。
さて、私の不得意箇所である一本橋。これを教官にお願いして「ひたすら通過する練習」をさせていただきました。
多分十数本一本橋渡ったんじゃないかな。一本もミスはありませんでした。
一応コースも走ります。卒検コースは当日発表されるので、どちらにも対応できるようにと。
そして再試験への挑戦権を獲得したのでした。
・卒検(二回目)
手はずは大体わかってますし、順番が来るまでひたすら待つのみ(ちなみに全6人で一番最後でした)。
二時間ほど経過したところでやっと出番。
名前と生年月日を言って乗車。
坂道、S字、クランクは問題なし。
そして・・・一本橋。ニーグリップをしっかりして、まっすぐ遠くを見て・・・途中軽くふらつきましたが渡り切りました。
あとはもう流れで。コーナーをしっかり曲がって、一時停止はしっかり止まって、安全確認はしっかりして。
急制動も一発でクリア。発着点に戻って、しっかりとバイクを止めて降車。
終わった。初の完走。
しかし結果発表までだいぶ待たされるんですが、やっぱりドキドキします。「なんか凄いミスやらかしてたんじゃないか」とか色々考えちゃったりして。
数十分待って、教室に移動して結果発表。走った順に結果を言い渡されます。
私の番が来ました。
「え~、Tomokiさん・・・合格です」
やった、やりました、合格です!!
ちなみに90点でした。減点ポイントは最初のコーナーを大回りで回ってしまったのと(言われて気付いた)、一本橋を5秒以上で渡らなかったこと(ある意味狙い通り)。
この日は試験を受けた6人全員が受かったそうです。いい事です。
二時間ほど後、卒業式。
とにかく安全な運転をと繰り返し言われました。
長かった三ヶ月。途中体調を崩して三週間も乗れないとか、台風で教習が中止とか色々あったのですが、終わってみればいい思い出です。
教習も最初は辛かったですが、バイクの操作に慣れてくるうちに段々と教習が楽しくなっていったのを覚えています。
これから二輪の免許を取ろうという方の参考になればということで書いてきましたが、何よりもまず始めてみることが肝心です。
私も勢いでしたが、「バイクかっこいな」「バイク乗りたいな」と思ったら自動車学校に通ってみるのもいいと思います(入校代は決して安くありませんが)。
最後に・・・
時間さえあれば普通二輪を取りたかったんだけどねw

小型二輪取得まで その6

いよいよ卒業検定、略して卒検です。
緊張しまいと思ってたんだけどやっぱり緊張しますって。
・卒業検定
ということで卒業検定です。受験者は4名。私以外は皆さん大型でした。凄いなぁ。
バイクの検定は大きいバイクから先にやっていくので、必然的に一番最後です。というか小型はだいたい一番最後に回されます。
1時間半ほど待ったところで出番が。名前と生年月日を言って乗り込みます。
発進から坂道発進までは問題なし。S字、クランクも大丈夫でした。
そして一本橋。経験上渡れるだろうと踏んでましたが・・・落ちました。
先に書いておきますが、一本橋は落ちた瞬間失格になります。つまり失格です。
ただ、全体の流れを見るため一応一番最後まで走りきらないといけないという、ある種の罰ゲームが有ります。
検定後、試験を担当した教官から「一本橋は、一気に走りきっちゃっていい。落ちるよりも、時間不足の減点の方がいいから」とのこと(前にも書きましたが小型は一本橋通過は5秒以上)。
何だか私は大型二輪の方々と同じようなタイムで踏破しようとしてたそうな(大型は9秒以上)。
ちなみに一本橋は小型が一番難しいらしいです。車重がしっかりしてない分、どうしてもブレるんだとか。
ただ、このアドバイスのお陰で吹っ切れました。一本橋の目標が「5秒以上で通過」からただの「通過」に変わりました。つまり「一本橋は捨てよう」という考えです。
ということで一発合格はならず、後日補修を受けることになりました。
次回に続くよ。

小型二輪取得まで その5

二段階も佳境。もうこの頃になると乗りたいバイクも決まってきます。でももうひと頑張り。
・二段階・四時限目 危険予測シミュレーター
最後のシミュレーターです。今回は危険予測。
走っていると街には危険がたくさん。それを一つ一つ予測してクリアしていきます。
・・・って、「こんなパターンあるか!」とか「それはないわ」っていうものばかりです。シミュレーターの住人は事故に遭いに来てるんじゃないかっていう
私の場合ですが、交差点で右折の際、対向車のトラックがパッシングで譲ってくれました。
ここで危険予測。バイクがトラックを追い越して交差点に進入するかもしれない。
その予測は見事的中。バイクをやり過ごして右折しようとしたら・・・
もう一台バイクが・・・!!
そんなのあるんかい!って思いましたが、無いとも言い切れず・・・。
何事も注意って大切ですね。
・二段階・五時限目 MT卒検前
教習ラストです。実際に教官が後ろを走る中で、試験コース1、2を走ります。
もうこの辺になると具体的な卒業検定のポイントなんかも説明されます。
逆に言うと、卒検前はもうここしか乗る場面がないので、苦手な所があったら重点的にやってしまうのも手です。
私は特にそういったところがなかったので、コースを二回ずつ回って終了。
教官から「試験もこの調子で出来たら合格ですよ」とお墨付きを頂きました。
ただそう簡単に終わらないのが私。続きます。

ともきさんじゅっさい

おかげさまで、三十路道に突入でございます。
いや~、この10年は長かったような短かったような。
とりあえずまず病気にかかって、学生やめて、ニートになって、自宅療養して、その間にDTM始めて、しばらくして社会人復帰して、車の免許取って、日々メタルやテクノばっかり聞いて、ガンガンに曲作って、自分のサークルでCD出したり、また色んな音楽屋の方たちと交流するようになってコンピにもたくさん出させて頂いて、オマケに最後は小型二輪取って・・・
長いようで短いようで色々あった、そんな感じでした。
とはいえ歳相応というか、昔ははっちゃけ系でしたが、最近は落ち着いたように思います。うん、落ち着いたと、思う・・・。
これから先10年、どんな未来が待ってるかわかりませんが、楽しくやっていきたいなと思います。

小型二輪取得まで その4

今日も書いていきます、小型二輪記です。
今日は二段階の序・中盤。
・二段階・二時限目、三時限目 MT教習
通常のMT教習が2つ続きます。この辺りになるともうバイクの操作に慣れて、コースを楽々と走れるようになりますが、基本をしっかり守って走って行きましょう。
それから大事なのが、走ってる時にちらっとメーターなどを見る癖をつけること。実は私はこの辺りまで怖くて前しか見れなかったので自分が何キロで走行してるか実にサッパリだったんですが(急停止は見れてました)、常日頃から自分が今何キロくらいで走っているかわかるようにしておくといいかもしれません。
思わずニュートラルに入っちゃった時とかにも冷静に対処できると思います。
あまりないと思いますが、試験では流れに沿った走りを出来ているかというのもポイントになります。
ずっと20㌔とか、逆に出し過ぎとかだと減点されますので覚えておきましょう。
さて、私はそろそろ新しいヘルメットを新調したいと思ってるわけなんですが、ジェット型でいいのがないかなと色々探してる最中でございます。
というのも、現在半帽型なので、虫とか雨とか顔に直なんですよね。
かといってフルフェイスが似合う型でもないし、教習中ずっと貸出のジェット型を使ってたのでそれがいいなと(詳しいサイズを聞いておけばよかった)。
近々お店を回ってみようかなと思ってるところでございます。
そんなところで本日はアデュー。

小型二輪取得まで その3

今日免許を書き換えてきました。これで正式に乗れますですよ。
さて、今日も教習記、書いていきたいと思います。
・一段階・五時限目 みきわめ
一段階のみきわめです。OKが貰えれば次回から二段階に進むことができます。
試験コースの1を試験のように教官が後ろについて走っていきます。
コースもしっかり覚えていましたし、緊張もしていなかったので、細かいミスはあったもののOK。
ただこの辺りから一本橋の通過の仕方に時間を掛けてたようで(小型二輪だと5秒以上で通過)、恐らく普通二輪(7秒以上)~大型二輪(9秒以上)ほど時間を掛けてたんだと思います。渡りきれてたのでOKになっていましたが、試験向きではない渡り方になっていました。
ともあれ、そんなことは気づかず二段階へ。
・二段階・一時限目 シミュレーター2
二段階の最初はシミュレーター。街での走りを想定したものになってます。
とにかく車両に乗る人の基本、「人を第一にする運転」を心がけます。
そして教習所では出せない速度を出して、しっかりと「流れに乗る」ということも重要。
標識や道路のルールをしっかり守り、安全に運転するということがポイントです。
・・・とか言いつつ色々とやらかしたんですけどねー・・・。事故はなかったけど標識を結構見落としてました。思ったことは「都会怖い」でした。
次回も二段階のお話。

小型二輪取得まで その2

今日は一段階・三限目から。
・一段階・三時限目 シミュレーター1
初のシミュレーターです。
テーマは「急制動の練習、及び正しいブレーキの使い方」ということで、シミュレーター上で急制動を行います。
30㌔、40㌔、60㌔で走って行くと、ブレーキや制動距離はどう違うのか。また、ロックしないようにするにはどういったブレーキの掛け方をすればいいのかというのを学びます。
ちなみに60㌔でのブレーキで転倒(シミュレーター上に「転倒しました」の文字が出るだけ)。完璧にロックしました。
・一段階・四時限目 AT教習
MTで免許を取る際に必ずやるのがAT教習。これは車でも同様ですね。
私は普段から原付に乗っているわけなんですが、やはり125ccのATというのはパワーが違います。
ただ乗り慣れてる感もあってか、そんなに苦労せずに乗れうようになりました。
またATでの坂道発進の仕方も習いました。初めて知りました(←
試験コースの1、2をそれぞれ2回ずつやって終了。
教官からも「楽そうでしたね」と声をかけられました。
次回は一段階のみきわめ、そして二段階に入っていきます。

小型二輪取得まで その1

これはもう忘備録というか、もしこれから小型二輪を取りたいっていう方がいたら参考に読んでいただけたらと思うものでございます。
当方は普通免許取得済みでしたので学科免除の上で書かせていただきたいと思います。
・入校式・OD(テスト)
入校式の後、簡単な心理テスト的なものをします。結果は1週間後に出るんですが、私の運転適性3Dだった(多分5段階で5Aとかが一番いいんじゃないかな)。大丈夫か・・・?
・一段階・一時限目
ギア付きバイクに乗ったことのない私。不安も多々ありましたが、まずここからやらないと始まらない。
まずはバイクの基本的なお話をさらっと話されます。乗り方、降り方などもこの段階で覚えます。
そして倒れたバイクの起こし方、重要です。
そして、スタンドを立てたままでギアチェンジの練習。1~6速、逆に6~1速とギアチェンジをやっていきます。
「それでは走ってみましょう」ということで、1速でアクセルを一定にしたままパイロンからパイロンへとくるくる。半クラッチの位置やアクセルを一定に保てなくて「吹かさないで、吹かさないで」と散々言われてました。
その後、加速と減速の練習。ギアチェンジがなかなかできない・・・できても落とせない・・・。
「じゃあコース走ってみましょう」ということで、実際の周回コースをぐるっと走ります。ストレートでギアを上げてしっかり加速し、コーナーでギアを落としてしっかり曲がる。
「・・・おお、俺バイクに乗ってるよ!」って気分を凄く味わえたところで終了。
ちなみに教官からは「右足が後輪ブレーキに乗りっぱなし」とのこと。直さねば・・・。
・一段階・二時限目
「今日は狭路と一本橋、坂道発進をやります」ということでバイクへ。
乗り方をしっかり思い出しつつ、エンジンをかけつつ・・・なかなか動き出せない。ギアがニュートラルに入ったまま動こうとしてたらしく、「ちゃんと1速にしてからね」と指導されてコースへ(ちなみに未だに半クラッチの位置が掴めずにウォーミングアップコース中何回かエンストしてました)。
まずS字とクランクへ。意外とサクッといけました。まぁ小型だしね。
で、坂道発進。原理としては車と一緒で、後輪ブレーキをかけつつ半クラッチにして発進ということだったんですが、なかなかできない・・・。
数回やってやっとコツがつかめたのか、エンストすること無くクリアが続きます。
続いて一本橋。「5秒以上掛けて渡って下さい」と言われ、必要以上に時間をかけようとしてふらふらして脱輪・・・が数回続く。
「ニーグリップ(タンクを脚で挟みこむようにすること)をしっかりして、遠くを見れば渡れます」と言われ、やってみたら行けた!おう、感動。姿勢って大事ね。
本日はこんな感じで。多分全7回位じゃないかな。

自動車学校卒業

以前話してました「小型二輪教習」、本日卒業試験を受けて、晴れて合格となりました。
は~・・・3ヶ月間頑張った。仕事しながらっていうのはある意味キツかったですが。
思い起こせば8月の中旬頃。道行く車を見ていてふと、
「そういえば原付のあのピンクのナンバープレートはなんぞや?」
と思ったところから始まったわけなんですが、その後色々調べるうちに
「あ、これって自分に合った二輪かも知れない」って思ったわけでして、そこからもう勢いで入学金おろして入校手続きまで行ったのでした。
ツイッターでは書いたんですが、卒検一回落ちました。一本橋から脱輪で一発アウトです。
それまで順調に実技をこなしていただけに、相当凹みました。
「オートマでよかったんじゃないか」とか、酷い時には「もう原付でいいや」みたいなダウナーさ。
ただ、落ちて自分の短所がわかったので、今は必要だったんだなと思います。
とりあえず、人間勢いでもやればできるっていうのを身を持って感じた次第であります。
まぁまだ卒業しただけで免許は交付されてませんが、近々お休みを頂いて免許試験場まで書き換えに行きたいと思います。
はぁ、ともかく、色々落ち着いた。しばらくダラ~ンとしたい・・・けどそうは行かなかったりする。