2015年ベストな1枚

そういうわけで、昨年発売されたCDの中で、個人的に「これぞベスト!」というものを勝手に選ばせていただきました。
でもね、新譜って実は殆ど買ってないんです。大体私は中古CDショップの洋楽コーナーでメタルを漁ってる系統です。
でも、昨年はこれがベストだろうというのがありました。もう文句なしの一枚です。
地獄のアロハ - 筋肉少女帯人間椅子
これね。筋肉少女帯人間椅子のファーストシングル?「地獄のアロハ」です。
「?」が付いたのは、この筋肉少女帯人間椅子が、ただの合体ではなく「新バンド」ということらしいので。
まぁ両バンドのどっちかのファンでもどっちのファンでも、この2バンドの仲がとても良いのは承知の事実なんですが、ついにバンドとして作品を出してしまうとは・・・という感じで。
私はかなり遅めの両バンドのファンなのですが、この企画が出た時には既にCDを予約してました。
いやいやしかし、期待を裏切らない出来です。両バンドファンにとってはこんなに嬉しいことはないですよ。
表題曲は筋少らしさもあり、人間椅子らしさもある、「やっぱりこの2バンドって似てるんだな」って思わされる内容でございました。
ちなみに表題曲は1人ずつ1トラック・1定位で弾いてます。なので、ヘッドフォンをすると定位が良く解ります。「おお、研ちゃん(ちゃん付けで失礼)のフレーズカッコイイ」みたいな。
カップリングは、筋少の曲を椅子がカバー、椅子の曲を筋少がカバーという内容。これは選曲にも驚かされたり。
特に筋少の「ダイナマイト」は驚いた。カッコイイし・・・。しかしなぜ「ダイナマイト」を選んだし・・・。
そういう面白い企画が詰まった一枚です。両バンドのファンは勿論、これから「地獄を垣間見たいという人」にもおすすめです。
というわけで、2015年のベストは筋肉少女帯人間椅子の「地獄のアロハ」でございました。

今更ながら2013年ベストアルバムをチョイス

やぁやぁやぁ、我こそはTomokiなり。
お久しゅうです。久々すぎて何書いていいのかわからんですが、「せめて月一回は何か書かないとなぁ」と思い立って、ふとこんなタイトルにしてみました。
2014年も半分が過ぎようというのに、ここで昨年のベストを決めましたとか・・・「もっと前に書けよ!」っていう感じでございましょうが、それはごもっともでございます。
ですが、前述の「月一回は・・・」的なことを踏まえ、読んでいただければと思います。
2013年はほぼメタルばっかり聞いてた気がします。自身もBrunhildというメロデスユニットが始まったりして、モードもメタルにシフトしてましたので。
そういうわけで昨年のベスト盤。まぁメタルになるわけなんですが・・・
Construct / DARK TRANQUILLITY
ですね。
メロデス最後の砦、ダートラのアルバムです。
ダートラも気づけば10枚目のアルバムということなんですが、ダートラの強みはキーボード奏者がいる点でしょうか。
マーティン・ストロムブラードのキーボードは全体的に雰囲気作りに徹していて、時に優美に、時に冷徹にと曲を彩ってくれます。
このアルバムでは疾走曲は少ないものの、「聴かせるメロデス」という感じで、どっぷりと世界観に浸ることができます。
Constructより「Uniformity」
DARK TRANQUILLITY – Uniformity (OFFICIAL VIDEO)
こういう聴きこませるアルバムが作れるのもベテランのなせる業かなと思ったりします。

Paradigm Shift

Paradigm Shift
先週水曜ですか、仕事を終えて速攻CDショップに向かいまして、このKoRnの新譜を手に取ったわけでございますよ。
思い返せば夏前ですか。「KoRnにあのヘッドが戻ってきた」と、しかもそのアルバムが今年出るぞとアナウンスがあったのは。
「いつ出るんだろう?楽曲はどんな感じかなぁ?初回版とかあったりしちゃう感じ?」と色々考えてるうちに、先行曲として「Never Never」のPVがアップされました。
「あれ・・・ヘッド帰ってきたのに、前作路線・・・?え・・・?」というのが第一印象。
ギターはそんなに前に出てないし、中盤で思いっきりダブステップになるし・・・。
ヘッドというと、ソロや個人のバンドLove & Deathでも硬派なヘヴィロックを奏でていて、その要素をそのままKoRnに持ってきてくれると思ってたのに・・・なんだか肩透かしを食らった感じ。
でもアルバムはファンとして買おう、そんな気分でございました。
と、そんなに期待していないで聴き始めた分、最初の衝撃はすごかった。
単純に「おお、ヘッドのいるKoRnだ」って思った。
特に頭三曲は素晴らしい。ボートラもすごくカッコイイ(本当にボートラにしとくのが勿体無いくらいカッコイイ)。
懸念してた「Never Never」も、アルバムにしっかり溶け込んでて、印象が変わった感じ。
オールドなKoRnと、現在のKoRnが入り混じった、そんなアルバムであるように感じます。
やっぱりKoRnは5人ですよ。で、ギターはヘッドとマンキー。やっぱりこの二人じゃないと。
あとは願わくばデイビット、俺は貴方のドラムに憧れてたんです、帰ってきてくれんかな~。
レイのドラムは凄まじいけど、でもやっぱり個人的にはデイビッドのドラムが好きだぞー。
でもともかく、今後のKoRnも楽しみだ~。