あらためまして、M3-2017参加された皆様お疲れ様でした。
ここ数日は「あの日の天気は何だったんだ」っていうくらい晴れていい陽気でございますね。
そんなわけで、M3-2017秋にて頒布させていただきました螺層紗新譜の「イビツスイレン」の制作の話なんかをチラッと。
制作に入ったのは実は今年5、6月あたり。まだ夏前ですね。
というのも、前回M3-2017春でRAILDALEで一枚出させていただいたんですが、なんだか「もっと正直なアルバム作ろう」みたいに思いまして。
もちろんRAILDALEの音楽も楽しんで作ってますし、全力を注いでますが、「もっとシンプルに好きなものをやろう」ということで、今回別名義の螺層紗の方で新譜を出させていただいた次第です。
で、方向性は自分が好きなちょっと昔の、90~00年代あたりのデスメタルやデスラッシュやメロデスなんかを自分風にやれないかなということに定めました。
私、VADERというバンドのLitanyっていうアルバムが大好きで未だに聞き続けてるんですが、あぁいった勢いや突進力みたいなのを表に出した作品をやってみたいなと。
なのでサウンドも結構参考にさせていただいたりしています。
歌詞はもう最初から全編日本語で行こうと決めてました。というか名義が「螺層紗」ですからね、これで英語だったらちょっと違うかなと・・・w
ただこれがまた難しかったりしたわけですが、いいチャレンジでした。次回またあれば日本語で行きます。
サウンドの話に戻りますが、今回はギターのチューニング的にはドロップDと、最近のメタルにしては結構高いです。
ギターはGrecoのレスポールを使ったんですが、ミドルがなんか物凄い音になっていて、「お、これで行こう」と。
DAW側でも今回から導入した「キャビネットシミュレーター」が結構活躍してくれました。
私はアンプシミュレーターでギターを鳴らしてるわけですが、キャビシミュを使うだけでも空気感が結構変わりますね。
ちなみにハイゲインアンプのKRANKのキャビネットシミュレーターを使用しました。ダイムバッグ・ダレルが使ってたりしてハイゲイン界ではなかなかに有名なアンプですね。
それから今回はもう「楽曲をとにかくコンパクトに」ということを考えて、あまり展開せず、ゴリゴリ進む感じにしています。
なので「え、もう終わり?」っていう曲もありますね、Tr.5の深泥とか。
でも敢えてそうしています。もうサクッとアルバムを聞いてほしいという感じでしたので。
と、まだ書きたいこともありますが、このへんで。あとは聞いていただいた方に委ねようと思います。
そうですそれから、早くも委託販売が始まりました。
あきばお~様にて、イビツスイレンの委託販売始まっております。
「イビツスイレン」商品ページ
イベントに来られなかったけど手に入れたい方、興味がおありな方は是非ゲットしてください!